中小企業診断士全般

中小企業診断士の認知は高いのか?その答えを自分なりに考える。

みなさん、こんにちは。うじょんです。(プロフィールはこちら

今回は中小企業診断士の認知について、お話させていただきます。

中小企業診断士の試験に合格して上司に報告をしましたが、「何その資格は?」ということで詳しく知らなかったようです。また友人や知り合いからも「ちょっと難しい試験のようだね、よく合格できたね。」「すごいね。」などと言われることが多いので名前と難易度は認知されているようにも聞こえます。実際にはどの程度の認知があるのでしょうか?

このような方に特におすすめする記事です

・これから中小企業診断士資格を勉強する方 

・少しでも中小企業診断士や資格試験に興味がある方 

・将来、中小企業診断士として独立したい方 

中小企業診断士のランキングについて

まず中小企業診断士や中小企業診断士資格について、ランキング形式で他の士業や資格と比較したアンケート結果があります。これらを見てみて実際のランキングはどの程度の位置づけなのかを把握したいと思います。

日経転職版会員に聞いた「今後とりたい資格ランキング」

中小企業診断士は他の資格をおさえて第1位のアンケート結果となりました。

※2023年の資格と学び直しアンケート結果より

転職に活かされるビジネス資格としての認知は高いようです。

この画像は今後とりたい資格ランキングを示しています。

社会人におすすめの人気資格ランキングベスト10

資格の学校TACさんが選ぶこちらのランキングでも中小企業診断士は第6位に入選。

中小企業診断士試験はビジネス系資格として働いているビジネスマンからの人気が高く、認知も高いと想定されます。

この画像は社会人におすすめの人気資格ランキングベスト10を示しています。

中小企業診断士資格の受験者数の推移について

次に毎年1回開催されている、中小企業診断士試験の1次試験の受験者数をR1年度~R5年度について年ごとに比較してみます。

このグラフを見ると、R2年度はコロナ影響による申込者数も減少していますが、R3年度以降は少しずつ申込者数も増えています。5年前に比較すると約1.25倍の受験者数に増加していることが分かります。

これより、試験自体の認知も少しずつ上がっているように思います。

このグラフは中小企業診断士1次試験の年代別申込数を示しています。

中小企業診断士の仕事の内容の認知について

中小企業診断士の資格試験としての認知は比較的、高いように思えます。

最近、ビジネス系の資格でもよく人気上位にあげられます。

唯一の経営コンサルの国家資格であり、幅広い経営知識を保有するということの証明にもつながり、企業内のキャリアアップや転職にも効果が高いと考えられます。

しかし、私はまだまだ中小企業診断士の仕事の中身については認知が低いだろうと感じます。独占業務がないことも影響しているかもしれません。

中小企業診断士は、経営コンサルティングだけではなく、補助金申請の支援や、専門化としての経営支援、本や雑誌のライターや講演など幅広く活躍しています。

私も将来的には中小企業診断士の業務をマルチに実施しながら、地域貢献が微力ながらもできる優秀な診断士になり、地域経済の発展に寄与できればと考えています。

中小企業診断士の仕事の内容についてはこちらの記事も参考にしてください。