中小企業診断士試験

最強の勉強モチベーションの維持向上方法

 読者のみなさん、こんにちは、うじょんです。

中小企業診断士の試験勉強のモチベーションを保つためにはどうすればよいのでしょうか?

今回は、長い期間の勉強に自分自身の弱い気持ちや誘惑に打ち勝つための秘訣をお伝えします。 

勉強に疲れたとき、くじけそうなとき、逃げたいとき、誘惑に負けそうなとき、いろんなことが起こると思います。でもみなさんきっと大丈夫。 

だれにでもできる簡単な方法です。
この方法はやればやるほど自分を強くします。
 

最初に結論を言います。

長い試験勉強に打ち勝つたった3つの方法 

①初心に戻ること 

②勉強の効果を実感すること 

③夢を思い出すこと 

私は合格するまで4年間勉強をしてきました。長い期間、勉強に時間をかけてきましたのでそれなりに焦りや不安、モチベーションの低下や遊びに行きたい誘惑、もちろんたくさんありました。

それらをすべて拒絶して試験に取り組むことができれば良かったのかもしれませんが、私はどちらかというと、うまくバランスを取りながら本業の仕事と中小企業診断士試験の勉強をやってきました。そのため、合格まで4年かかっちゃったのかも知れませんが、2回目の2次試験が不合格だったときの1次試験からやり直さないといけないときの絶望の時など、試験勉強自体をあきらめようと思ったこと、2次筆記試験の合格は本当に無理なんじゃないか?とすごく落ち込んだことがありました。

そんなときは、こう思うようにしていました。

「なんで中小企業診断士になりたいと思ったんだっけ?」

「ここまでせっかく勉強したんだ。かなり知識もついているしここであきらめたら絶対後悔する」

「中小企業診断士になったらあんなこともこんなこともやりたい!」

 この気持ちが勇気をくれて勉強のモチベーション維持向上になりました。

今回は、私の実際に中小企業診断士になりたいと思ったきっかけや、
中小企業診断士になったらやりたいと思っていることについて書きたいと思います。

中小企業診断士を知ったきっかけ 

私が中小企業診断士を知ったのは、10年ほど前。当時の上司からの紹介でした。 

上司の知り合いが中小企業診断士の資格を取得してセミナー講演などで副業をしていることを聞きなんとなく自分もやってみたい」と思ったことが第1印象でした。 

自分が副業でセミナー講師をしている姿を想像して憧れのイメージを持ちました
こういうイメージを持つことが印象に残りますよね。 

その時「すぐに本格的に勉強し始めればよかったのになぁ」と今思えば後悔しています。 

試験について調べるには調べたのですが、第1印象は「受かる気がしない」でした。 

たくさん諦める理由を考えていました。
自分を楽にする方法を考える天才は、「自分自身」です。 

私が中小企業診断士試験を受けたくなかった理由

・1次試験が7科目もあるしなぁ

・技術系社員だし情報システム以外1科目も合格は無理そうだなぁ

・勉強時間も作れそうにないなぁ

・家族と遊ぶ時間や自分の時間がなくなるなぁ

・2次試験もあるし大変そうだなぁ

・資格を苦労してとっても昇進したり、希望部署いけるか分からないしなぁ

・金沢(石川県)で試験やっていないやん(試験受けるのに旅費かかるやん、ありえん) 

みなさんもこんな止める理由を考えたりしませんでしたか?? 

私は「診断士で副業している自分」みたいな、胸に残るうらやましさを当時は奥にしまいました。 

中小企業診断士を勉強しようと思ったきっかけ

中小企業診断士の存在を知ってから5年後。
重たい腰があげ、試験勉強を開始することができました
きっかけは社内の異動
 

それまで私は20年間ネットワーク構築の企画業務などに従事していましたが、
突然、コーポレート系部署へ異動がありました。
役割は経営企画課長です。右も左もわかりません。マニュアルもほぼありません。
 

主な私の当時の業務内容です。
中小企業診断士試験に関わる業務ばかりです笑
 

私の経営企画業務と中小企業診断士試験の関連性

・社長の支援 → 全試験、全事例 

・経営指標管理 → 財務、事例Ⅳ 

・組織整備 → 企業経営理論、事例Ⅰ 

・デジタルマーケティング推進 → 企業経営理論、事例Ⅱ 

RPAなど社内のDX推進 → 情報システム、全事例 

・社外との出資対応、連携協定締結 → 企業経営理論、法務、事例Ⅰ、事例Ⅱ 

 

社長の近くで業務をすると、経営の難しさや孤独さがすごく分かります。
全責任は社長にあります。
そんな社長の考えや想いに寄り添って、少しでも経営企画課長として役に立ちたい
業務にかかわる体系的な知識をまずは学びたい
社長の考えや想いを支える参謀的な役割になるためには中小企業診断士になることが必要だ。 

勉強するしかないと思ったきっかけでした。
勉強しようと思うきっかけや内容は人それぞれです。どんな内容でも良いのです。
ただ、自分が勉強しようと思えたこと、気づいたことが本当に素晴らしいことなんです。 

「初心を忘れるべからず」非常に大切なことだと思います。 

私の場合、資格勉強中は経営企画業務を行うサラリーマンでした。 

勉強した内容が、組織体制強化や経営指標の改善、会社全体の財務状況の理解、
デジタルマーケティング推進などの普段の業務に直結していたため、勉強で学んだことが
すぐに業務に役に立つと実感があったことが非常にモチベーションの維持になりました。
 

中小企業診断士の勉強は幅広いビジネス知識が体系的に広がります 

社会人として企業に勤めている場合、中小企業診断士試験の何らかの試験科目に
関連している業務や今まで取得した資格が役立つことがあるかもしれません。
その科目試験の内容をまず見てみてください。

全く手つかずという問題でもないように思えませんか?

何となくとっつき難いというイメージを払拭してどんな科目でも良いので
この科目なら合格できる可能性があるかも?と思えたら、最初の関門は開けています

普段の業務に役に立つことが少なからずあると思いますので、
その役立っている実感を持てると更にモチベーションが高まります
 

将来、経営企画業務に従事したいと考えている人へ

中小企業診断士試験は経営の知識を体系的に習得するためには特に役立つ試験です
将来の自分に役立つ勉強をしていると信じてみてください。

中小企業診断士になったらやりたいと思っていたこと

非常に長い時間、勉強を続けるためにはモチベーションが大切です。 

私は初心を思い出すこと、勉強の効果を感じること以外に、
もし中小企業診断士になったらどうしたいのか?を最初はなんとなく考えていました。
その時に具体的に何ができるのか明確にしておければよいのですが、資格についても診断士
についても知識があまり無い状況だったので、私の場合はなんとなくのイメージで
中小企業診断士ならこんなことがやれるだろう、あんなことがやりたいな。
と思えることをいろいろ考えていました。
 

将来、中小企業診断士になったらやりたいこと(一例)

・地元企業や社会に自分自身で何らかのお役に立ちたい。 

・前に働いていたバイト先や知り合いの飲食店を必要あれば支援したい。 

・地元の商店街や街をもっと活性化させたい。 

・事業承継問題などで地元で愛されている人気店の閉店を無くしたい。なんとかしたい。 

・副業したい。 

・ブログを書きたい。 

・人脈を今の会社以外に広げたい。 

・人生を豊かにしたい。 

たくさん考える機会がありました。
おそらく考えた分、その時は行き詰っていたのでしょう。

でも考えれば考えるほど自分がやりたいことも固まってきます
それが自分の勉強を続けるモチベーションにきっとつながっていきます 

もし中小企業診断士に合格したらどうありたいか?どうしたいか?
をぜひ考えてみてください。
 

合格した今、私はあらためてこの診断士になったらやりたいことリストを思い出して、
具体的にどのようにやりたいことをどの順番でやろうか考えています。
 

このブログもその一つです。 

みなさんも勉強している間に、一度、将来の自分の姿を思い描いてみてください。

まとめ:長い試験勉強に打ち勝つたった3つの方法 

① なぜ勉強をはじめようと思ったのか思い出しましょう。初心を忘れずに。 

② 勉強が役立っていることを実感しましょう。効果を信じましょう。 

③ 診断士になったらどうしたいのか?考えましょう。夢を持ちましょう。 

長い試験勉強を続けるためにはモチベーションの維持向上が必要です。
ただし、心身が疲れて、勉強どころではないときもあります。
そんなときは、まず体と心を休ませてください。
体も心も普通の時でも息詰まるようなときは今回のブログが少しでもお役に立てばうれしいです。

最後まで読んでくださって本当にありがとうございます。 うじょん